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カナダの暗号資産交換業者QuadrigaCXを巡る事件の真相

QuadrigaCX事件でインドで客死したと伝えられる同社のCEOが、顧客から預かった2億ドル以上の暗号資産を偽装口座経由で横領していたことが監査法人によって報告されていたんですね。まあ、そんなに都合よく秘密鍵を持ったままCEOが亡くなってしまうのも変なので、事件発覚当初から、「コールドウォレットに仮想通貨が入っていたので問題が解決した」という決着になることはあまりなさそうだとFacebook投稿個人ブログでコメントしていましたので、記事を読んで「さもありなん」と思いました。

とはいえ、このcoindeskの記事を読むと、本当にこの会社のガバナンスは酷いものだったと感じます。日本の暗号資産の交換業者も、2017年に法規制と登録制度を導入し、2018年に巨額流出事件で世間を騒がせ、金融庁検査で課題が指摘され、2019年に法改正まで行って現在に至る訳です。そうした経緯を経て、現在の日本の業者のガバナンスは相応に改善されただろうと思います。これに対して、そうした対策が実施されてこなかった国々の業者の実態はどうなっているのかと心配するのは、あながち的外れなことではないでしょう。

QuadrigaCX CEO Set Up Fake Crypto Exchange Accounts With Customer Funds (coindesk, Jun 20, 2019 at 11:05 UTC)