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論文を生み出すコストを評価することについて

こんな記事が掲載されていた。

国立大4校の交付金増 文科省、論文コスト初評価(日経電子版、2019/8/9 18:23)

「引用回数が多い論文をより低コストで生み出せた大学を高く評価」という評価方法は妥当なのだろうか。

引用回数という指標は色々な解釈が可能だし、基本はアカデミアの良心を信じるとしても、作為や不公正な対応が存在するかもしれない。

色々な学問分野が存在し、論文を書くコストが高い分野もあれば、安い分野もあるが、安い分野だけ増やせばよいということではないはずだ。

実際問題として、「安いコストでできるだけ引用されるような論文を書こう」などと思って研究している研究者などいないし、そんなことばかり考えていたら独創的な優れた研究が生まれる訳がない。工場で製品を製造している工場長のような発想で、研究を順位付けし、予算を配分する政策は、何か間違っているのではないだろうか。