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左右両手首の腕時計

私は最近、左右両手首に時計を装着している。右手はアップルウォッチ、左手は機械式のアナログ時計だ。

元々はアナログ派だったのだが、7-8年前にアップルウォッチに替えた。当時は左手につけていたのだけれど、アップルウォッチにスイカの機能がついてから、改札を通るときに左手だと不便だったので、右手に変更した。アップルウォッチには「左利き用モード」というのがあって、画面の上下をひっくり返すことができる。このモードにすれば、竜頭の位置も変にならず、右手に自然に装着できる。

アップルウォッチの画面は、モジュラーというモードにしている。日付と時間、Google scheduleの次の予定、外気温、株価(日経225)、万歩計が一画面に表示される。メールやLINEもこの画面で確認してるから、とても便利なのだが、時計という意味ではごちゃごちゃし過ぎていて、パッと見て時間を知るには不向きだ。特に、講演や講義などで、あと何分残っているかを知りたいときに、時間をチラ見するのには向いていない。消えている画面を表示させるために「時計を見るアクション」をしないといけないのだ。アナログの文字盤に比べて、時間を感覚的に読み取るのに向いていないし、秒針が付いてないのも不便だ。もちろん、画面のモードを変えればアナログの文字盤も選択できるのだが、そうすると多機能の情報が表示されない。

なんとなく不便を感じていたが、とはいえ少額決済や交通機関の乗車、諸々の情報把握にアップルウォッチのモジュラー表示は便利なので、仕方ないかと考えていた。そんな中、先日ふと、左手首が空いていることに気づいた。ここにアナログ時計を装着すれば、チラ見もできるし、講演や講義の時間管理も直感的にできる。受験生が試験に持ち込むのは、アナログ時計が良いとされているのは、デジタルだと直感的な時間把握に向いてないからだ。新学期に講義が再開されて、ちょっと鈍っていた講義時間の感覚を調整するのに、アナログ時計のチラ見が有効だった。

なんとなくバランスが悪いので、両腕のバンドを同じにするとか、なにか工夫ができないかと思ったのだが、とりあえずは今のスタイルで気に入っている。そのうち、もっと多機能で便利なウェアラブル端末が出て来たら、色々と挑戦してみたいと思う。