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慶應義塾塾歌を巡って

ウェブサイトのメンテナンスをした際に、アクセス数のアナリティクスを見ていたら、この夏はずいぶん古い投稿へのアクセスが多かったことに気づきました。アクセスされたのは、2011年、私が日銀下関支店長だっだ時に新聞連載したこの寄稿文です。

今年の夏の甲子園では、私の母校でもある慶應義塾高校が優勝しました。私もテレビにかじりついて応援していましたが、試合に勝つ度にテレビで何度も塾歌が流れて嬉しかったです。あの歌詞がどんな意味なのか、興味を持って下さった方々が結構多かったということでしょう。

この寄稿文で説明しているのは、塾歌で「文化の護りを貫いた誇り」があると歌われている、「風に鳴るわが旗」とは、実はオランダ国旗のことであったという話です。塾内では比較的有名な話だと思うのですが、戊辰戦争当時の福沢先生と塾生たちのご苦労がしのばれるエピソードだと思います。